通常チラシやポスターなどを印刷する場合は、1枚の紙に同じ絵柄を複数同時に印刷し、裁断して仕上げます。
通常は案件毎にこの工程を繰り返すのですが、2種類の注文が同じ条件(紙質・紙厚・色数・刷色等)であれば、1枚の紙にそれぞれの絵柄を付けて印刷することによって効率化をはかります。このことを「付け合わせ」と呼んでいます。
例えばチラシAを10,000枚印刷する場合、1枚の大きな紙に8種類付けたものを印刷機に1,250枚通しますが、チラシAを10,000枚とチラシBを10,000枚同時に必要な場合は、前述の作業を2回繰り返すより、4種類ずつ「付け合わせ」て2,500枚印刷する方が印刷基本料や印刷用の刷版の数が付け合わせにすると半分になるため大幅なコストダウンが可能です。
ケースバイケースで条件が変わってきますので、
すべて付け合わせの方が得とは限りません。
詳しくはお気軽にご相談ください。
付け合せは定形サイズに限ったことではありません。
什器などオリジナル形状の印刷物には「木型」が必要ですが、
「付け合せ」することによって、かさばる木型コストを大幅にカットすることが可能です。
例えば以下の紙製什器の土台にはパーツAからDまで4種類の素材が必要です。
これらを別々に作るのと「付け合せ」するのとでは製作コストは数倍の開きになることも。
付け合せするパーツの条件(紙質・紙厚・色数・刷色等)であれば、大幅なコストダウンが可能です。
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